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九州へツーリングに行こう

トレーラーを牽いて遠くまで

2019-05-25~06-09

13日め

 旅の13日め、6日(木)は、小浜ビジネスホテルで起床しました。久しぶりのふかふかのベッドはやはりいいですね(笑)。

お世話になりました
小浜ビジネスホテルです

 荷物を積載して出発します。まずは昨晩歩いてやってきたローソンで朝ごはんを食べながら、今日のルートを検討します。もちろんこの旅での定番になったクリーム玄米ブランと100%りんごジュースです。

足湯らしいけど
コンビニのイートインスペースから
ここもアチコチから湯煙が立つ町でした

 今日はまず原城跡に行って、コロプラのお土産リソサムニュームを獲ります。時間短縮のため、内陸を通ってショートカットすると、海辺にある小浜温泉から急激な坂を登って、峠を越えると急な下り坂でした。島原って急峻な山の先っぽが海に浮かんでいるような地形なんですねぇ。

リソサムニュームも見たいけど
原城跡の案内板です

ここはこれだけ
案内板の前で撮ってみました

 原城跡は離れたところにしか駐車場が無く、バイクを停めて歩いて回るしかありませんので、ゆっくりバイクで通り抜けるだけにしました。

 続いて雲仙地獄へ向かいます。また海から坂を登って到着しました。結構な観光地の風情の雲仙温泉街を通って地獄前の駐車場に停めますが、ここは壁沿いしか無いので、トレーラーを切り離して転回してから停めました。

動画

湯気がもくもく
雲仙地獄です(2min31sec)

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Mac : mp4(287MB)
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 雲仙地獄茶屋では地獄蒸しのゆでたまごがあるのですが、2個からしか売ってないとのことでした。そんなことなら朝ごはん食べなきゃよかったなぁ、コレステロール的に大丈夫かしら?(笑)なんて心配しながら、しっかり2個頂きました。ごちそうさまでした。

うん。ゆでたまごとあまり変わらん
いただきま~す

 コロプラのお土産の雲仙温泉の湯もゲットしたところで、駐車場で一服しているとXSR700のお兄さんが来たのでお話ししました。トレーラーを繋ぐところを見せたらよくできてますねと感心してました。

 続いてツーリングガイド九州・沖縄編で紹介されていた雲仙仁田峠循環道路へ向かいます。入口で100円の自然保全協力金を払って走る一方通行の峠道は気持ちよかったです。対向車が来ないので安心して、ゆったり走れました。

動画

雲仙仁田峠循環道路
雲仙仁田峠循環道路(14min54sec)

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見晴らしが良い!
第二展望台にて

 妙見岳へと登るロープウェイ駅のある休憩所は広い駐車場になっていました。売店の前に停めると、送迎バスの運転手のおじさんが興味津々と声を掛けてきて、アレコレお話ししました。

こちらは広かったです
第一展望台駐車場にて

 休憩所から先は下りで、あまり距離が残っていませんでした。
 全体的に、多分125ccか250ccくらいのスポーツバイクで流すのが一番気持ちいいんじゃないか?と思います。20年前は有料道路だった(無料化は2009年から)とのことなので、弟は来てないでしょうね。イジったCB125JXなら嬉々として走れたに違いなかろう、と思います。

 雲仙仁田峠循環道路を出て、次は島原市街へ向いますが、途中の島原まゆやまロードを通ります。ここは平成新山を眺められる道だそうですが、停車して写真を撮るには適地を見つけられなかったので、横目で見ながら流して走りました。

 島原市街に下りてきました。島原市役所の駐車場の看板があったので飛び込んでみたら、勝手に停めていいのか不明な雰囲気でしたので、エンジンを掛けたままコロプラの位置登録だけして、お土産の島原城の置き物をゲットして、再度検索を掛けます。
 本来のお目立ては、しまばら水屋敷でかんざらし(白玉)を食べることなので、目的地に近い駐車場を探すとゆとろぎ温泉の駐車場がタイムスになっているとヒットしました。ナビにセットして早速向かいます。

 ゆとろぎ温泉の駐車場にバイクを停めて、アーケードを歩いてしまばら水屋敷へ行くと…

なんやて!?
しまばら水屋敷

 無情の臨時休業でした(泣)。扉の隙間から覗くと、とても雰囲気の良さそうな建物で残念…。

 ならば!と急遽ネットでかんざらしを検索すると、有名な銀水という店がヒットしたので、ホイホイと目的地を変更します。
 再びナビにセットして銀水の駐車場にバイクを停めます。ここから先は自転車でも躊躇するような細い路地を歩いて抜けていくと、これまた風情のある古い店構えが現れました。

趣きがあります
銀水

 店のすぐ脇に浜の川湧水があって、町のみなさんで利用する作りになっています。かんざらしはこの湧き水を使って作るのがキモなんだとか。

町の宝ですね
浜の川湧水

 銀水の店内へ入り、かんざらしを注文します。

じゃーん!
かんざらしです

 甘い蜜に浮かんだかんざらしはプルプル、モチモチとして優しい食感でした。ごちそうさまでした。
 銀水を出て、空ペットボトルに湧き水を汲んで駐車場へ戻ります。

 次はここから程近い島原外港へと向かいます。熊本行きのフェリーに乗って時間を稼ぐ目算です。
 港に着いたらフェリー乗り場への誘導口が二つあるので、出発時間が早い熊本フェリーの方へ進むと、入口係員がここでで待って下さい、事務方に乗船可能か問い合わせますのでと仰る。やっぱり。一輪トレーラー牽引だもの、絶対止められると思いましたよ。
 問い合わせの結果待ちの間、ゲート係員の方に珍しいね。初めてみたと言われました。二輪トレーラーは居ると思うんですけど、まぁ珍しいよね。

 事務所から2・3人の職員がいらして、結局OKが出ました。料金が750cc超バイク+2m分の料金となることを、皆さんがずいぶんと申し訳なさそうにしていましたが、載せてくれるなら無問題です。
 15時45分(5便)の出港までに時間があるので、遅いお昼ゴハンを食べようとターミナルへ進むと、レストランスペースが臨時休業!なんですと?
 喫茶スペースへ行くとピラフかドライカレーならありますと言われてドライカレーでなんとかお昼ゴハンにありつけました。

 快速自慢のオーシャンアロー号は船内も綺麗で、椅子も豪華、快適です。船内売店でソフトクリーム販売中とアナウンスされたので、今日のソフトはマスクメロンのソフトクリームに決定!(笑)

ウマー!
マスクメロンのソフトクリーム

 船内で天気予報を見ながら、明日の予定を見据えて今夜の宿を検討します。
 予報では今夜半頃から明日午前中まで雨、しかもシッカリと量が降りそうな感じです。今夜どこかに宿泊しても、明日朝チェックアウトの時間には外に出ないといけないし、その時、雨が降っているかも知れません。
 チェックアウトが10時と仮定して、新門司港から出るフェリーの乗船受付が17時開始です。時間があると言えばあるけど、雨の中どこかに行って何をやる…?との気は進まないなぁ。ここは甘木の叔父さん宅で雨をしのぐのが賢明と判断し、今晩泊めて下さいと電話しました。叔父さんは快く引き受けて下さって、ホント感謝です。

 約30分のフェリークルーズは、寝入りばなを起こされる格好になったほど快適でした。
 16時15分頃に熊本港へ上陸すると、次なる行先は宇城市にあるコロカ店、白玉屋新三郎です。17時営業終了とのGoogle情報にドキドキしながら、17時20分ころ到着すると、まだ開店してました。良かった。

この店とロードホッパーも似合うはず
白玉屋新三郎
店の前でロードホッパーと記念撮影したかった…

 店の前は道が細いので、店から外れた脇にバイクを停めると、ちょうど店に向かうおじさんがと声を掛けてきたので、少しお話ししました。店に入るとこのおじさんが既に店内で吹いていてくれて(笑)、変わったバイクで遠いところからきたのね~と感心されました。
 お茶までいただいてアレコレお話ししつつ、自作用白玉セットを彼女のお土産に、軍配もなかを叔父さんへのお土産に買い、プリンを買って、この場で頂きました。

ごちそうさまでした
プリンを頂きました

これが目当てですな
コロカもゲット

 白玉屋新三郎を出たのが18時頃でした。松橋ICから九州道に乗って、広川SAまで来て晩ごはんを食べようと止まったら、雨がポツポツと落ちてきました。予想よりも早いなぁ、予報では今日いっぱいはもつって言ってたのに…と、慌ててカバンに雨カバーを被せて落ち着いてから、晩ゴハンに久留米ラーメンのセットを食べました。

正直、これがこの旅一番外れの食事でした
久留米ラーメンとチャーハン・餃子のセット

 食べ終わって出てくると小雨になっていました。予報と雨雲レーダーを見ると、この後、降りが強くなっても止むことはなさそうです。きちんとカッパを着込んで走り出したところ、早々にドバっと降ってきました。ふー、危なかったぁ。
 到着予定の20時より1時間遅れて甘木の叔父さん宅へ到着しました。遅くなってご迷惑をおかけしました。

最後に高速で距離がいきました
この日のルートです

その14へ続く

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