トレーラーを牽いて遠くまで
旅の14日め、7日(金)は、夜にはフェリーに乗って帰路に付きますので、九州最後の日です。梅雨入り宣言されるだろうと言われた昨夜の雨から甘木の叔父さん宅へ逃げ込んだ格好でした。
明け方にはかなりの雨が降り、福岡県内各所で警報が出たので、この選択はまさに大正解!だったと言えます。
一夜明けた今日、雨がいつまで続くのか分かりませんが、この日も従妹が休みを取って、9時過ぎに朝ごはんを持って来てくれたので、のんびりお喋りしていると、雨は上がっていました。
久留米に行ってエツを食べようかな…?とも思ったのですが、斜向かいの叔父さんが昼ご飯を食べに行こうと誘ってくれたので、ご馳走になりました。食べて帰ってくると、午前中お仕事だった叔父さんも帰ってきていましたので、出発前にあらためてお礼ができてよかった。エツはまた今度で結果オーライとしましょう。
出発前の準備に取り掛かります。雨は上がったものの、濡れた路面で水が跳ねることも考え、荷物には雨カバーを掛けましたが、僕自身はカッパを着ないで出発しました。
均叔父さんと次女の望。お世話になりました
甘木ICから大分道に乗り、鳥栖JCTで九州道へ入ります。古賀SAで休憩した際に、この際だから関門海峡を越えて下関まで行って、コロプラの位置登録だけしちゃおうと閃きました。フェリーターミナルのある新門司ICを過ぎたところで、ポツポツと小さい雨が落ちてきたので和布刈PAへ入って、少し様子を見ます。
止んだかな?と思ったタイミングで出発し、関門海峡大橋を渡りました。いい景色だったんですが、風が強くてちょっと怖かったです。
下関ICで降りて、ガソリンスタンドで給油します。ここでコロプラの位置登録をします。返す刀で下関ICから戻って門司ICへ走ります。下り線って新門司ICの出口が無いんですね。知らなかった。
門司港レトロへ行く際に通った道を逆に走って新門司港へ。17時受付開始で17時30分頃到着ですから、少し遅れましたが問題ない時間に到着できました。乗船手続きのためカウンターで並んでいると、見目麗しい女性が〇〇さんと呼ばれたので気が付きました。フェリーのチケット予約時にトレーラーの写真を送ったりして、アレコレと相談に乗ってくれた人でした。
彼女も気になっていたようで、ロードホッパーを見に行ってくれました。心配していた車高の低さも、誘導員のお兄さんと相談したところ大丈夫そうです、と言ってくれました。
また、送って頂いた写真は外国で撮ったんですか?後ろのお店がすごくお洒落で恰好良くて…と尋ねてきました。あれ、行きつけの床屋さんですよと答えたら驚いてました。確かに床屋に見えないお洒落な店舗だしなぁ。店のオーナーさんが聞いたらきっと喜ぶでしょう。
他のバイクが3台ほど停まっていたのですが、その中に何と!ロードホッパーが停まっているではありませんか!しかも大宮ナンバー!早速オーナーの方に話しかけました。初期型のType5evoだそうです。でも、この旅で一番下手な喋りになっちゃったなぁ。お友達になりたい人ほど上手くいきませんね。
このロードホッパーも旅のためにアレコレ工夫がなされていますね。目を引くのはヘッドライト上に付けられた風防です。これがあるだけで高速道路の疲れ方がぐっと減るのではないでしょうか?
フロントフェンダーも付いています。初期型の頃にはプロトが出していたパーツが付くと聞いていますが、これは違うかも?
純正の荷台では有り得ない程、後ろにまで荷物が乗っています。良く見ると…。
変わった荷台が付いています
思い切り後ろまで荷物が載せられるようになっています。アルミのフレームがシーシーバーのように上まで伸びていて、荷台の形はL字状になっているみたい。上の写真で見ると、先っぽにヘルメットが乗っていますね。この高さがあるから荷物を固定できるんだな?こんなの見たコトないけど、工夫されてるわ~。
そして何と言っても驚いたのが、これ。
ロッドホルダー(釣り竿掛け)が付いてます
フロントのスプリンガーフォークにロッドホルダーを付ける、という発想は、僕にもありませんでした。フォーク自体がそんなに長くないので、竿の全長は1.5mも無いと思います。
防波堤でテトラの穴釣りをする用途でしょうか?旅先での短時間のチョイ釣りで食糧を確保するには一番カタい釣りですな…。渋い。渋すぎる。
乗船したら、まずはシーツを広げてベッドメイクです。そしてお風呂に入ります。ここでメガネを叔父さん宅の洗面台に置き忘れてきたことに気付きました。オーマイゴッド!お風呂から上がって叔父さんに電話したら、あるよー!家に送っておくよーとのこと。最後までご迷惑をお掛けしました。
晩ゴハン…というか晩酌セット
晩ごはんに自販機でホルモン焼きを買ってレンジでチンします。コンビニで買っておいたおつまみセットと、スーパードライを自販機で買って、旅の無事故を祝って乾杯です。とは言え、家に帰りつくまで油断は禁物なので、旅の疲れを癒すべく、早々に寝てしまいました。
その15へ続く
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