最良の機会を得て最狂の企画が動き出す
1月17日(土)、通算6回めのバンブーロッドビルディングのクラブ活動に行って参りました。
今回は新たにクラブメンバーに加わったカナさんとエノさんが一緒です。ご挨拶もそこそこに早速製作に…とはいかず、やっぱりのんびりお話ししてから、やおら取りかかる、といった具合なのは相変わらずです(笑)。
前回行った本削りの続きで、ティップ(穂先)部分を削ります。エノさんも同じ工程です。テーブルの上にプレーニングフォームを並べてデプスゲージで設定します。
ティップは細いね~、大丈夫かな~などと話しながらフォームを設定していると、エノさんはあっという間に設定を完了し、早速削りに入ります。さすが和竿師、仕事が早い。
ようよう設定が完了した僕も追いかけるように削りの作業に入ります。
午前の作業中にタカさんも加わり、朝は寒かったアトリエも5人の熱気で暖かくなってきます。14時前の午前の部終了までにようやく6本の仕上げ直前までの削り作業が完了しました。
昼食はスパゲティーボロネーゼとスープを美味しく頂きました。いつもいつもありがとうございます。
のんびり昼休みをすると、アッという間に時間が過ぎていきますので、イカンイカンと言いながら作業に戻るのもいつもの通りです(笑)。
午後の部再開は、最初に先生にお手本の1本を仕上げて頂きました。カンナの刃の出方をやや少なくして、削れなくなるまで丁寧に仕上げていきます。
ここでエノさんは一足先に仕上げ削りを完了し、次の接着の工程に移ります。同じ工程をまとめてする方が準備がラクだから、びぃさんも頑張ってよとの励ましのお言葉を頂きながら、ようやく6本の竹片の本削りを終えました。
先生がプレーニングフォームに竹片をあわせて確認します。当初はなかなかイイじゃないですかと褒めて頂いたのですが、一本だけ削り過ぎて隙間のできてしまったものがありました。
どうやら竹が捩れていたようです。アルコールランプで曲がり直しをした時に、きちんと矯正しきれていなかったようです。削る際に注意深く確認しながら、三角形になっている竹片のうち削る二辺のどちらにどれだけカンナをかけるのかを考えていかなければいけません。
慌ててドンドン進めると、捩れたなりに削れてしまいます。本削りまで進めた後ではもはや修正はできません。あいたた…。まぁ素人の一本めなのでご愛嬌とさせて頂きます。
その10へ続く
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