最良の機会を得て最狂の企画が動き出す
自宅で残りのパーツ類を仕上げていきます。フェルールプラグを作ろうと思ったのですが、ティップとバットの長さに差が出てしまうことが判明し、竿袋への収納トラブルが予想されるので作るのはやめました。
アトリエで最初の塗装としてウレタン塗料にドブ漬けしました。その時できた気泡を1000番の耐水ペーパーで落として表面を整えてから、ネオウレタンクリアーを筆で塗りました。
基本はこの表面研ぎと筆塗りの繰り返しです。5回筆で塗り重ねて仕上げました。充分に満足のいく仕上げと塗膜の厚さになったら、カッターでマスキングテープの端に切り込みを入れてから慎重に剥がします。塗料の端をスポンジやすりで軽く削って滑らかにしたら完成です。
エンドキャップは脱着式のエクステンションバットのため穴が開いています。このためリールシート内部のコルクとブランクにはセメダインのSUPER X2クリアーを塗り、防水処理としてあります。
エポキシ接着剤がはみ出さないようにリールシート金具の内部に塗り、エンドキャップを接着します。
ようやく完成に漕ぎ着けました。2008年11月27日より取り掛かって4か月余、アトリエに通うこと12日です。会員の中でも最も時間の掛った竿ですが、その中にはまるで作業しなかった日が数日あります(笑)ので、普通の人ならもっと早く仕上がるはずです。
とはいえウレタン塗料が硬化するまで3ヶ月、できれば半年は使わないで保管しておくのが理想(そんなに待てな~い!)とのことですので、実戦投入はもう少し後になります。
できました
8ft、170gのヘビーロッドですので、当初のタクラミだったフロートチューブ用には2ftショートの2本めにその役割を担ってもらいます。とても使えません。
デビューは…と考えると、レンタルボート店のある湖でボートからのバスバギングを考えています。
TMC8089の2番やガマカツB10Sの1番のフックに巻いたバスバグを使いたいので、安全のためにも船上に立ってロールキャストとピックアップ&シュートで使います。ハンドコンエレキを操船しながら岸沿いを流し、良さげなポイントにポンポン投げていきたいですね。
ここ数年カヌーやフロートチューブが多かったので、このスタイルはちょっと新鮮です。ルアーでのバスフィッシングではごく当たり前のやり方ですけどね。
レンタルボートですからメジャーな湖が舞台になりますが、デカいバスバグでデカいバスを狙うなんてストイックでいいじゃないですか。1ozプラグを投げ続けるトップウォータープラッガーみたいですね。
立ったままちょいと腰掛けられる小型の脚立とかラインバスケットなんかがあると良さそうだなぁとか、ダム湖や芦ノ湖がいいかなぁなんて妄想が広がってます(笑)。
早く使いたいなぁ
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